OEM
デニムを中心とした綿素材全般のメンズ、レディスウェアに対応しています。
生地の選定から洗い加工の提案まで、共に商品を作るパートナーとして取り組んでいます。
欧米・アジアと海外のお客様に対して輸出業務も自社で行っています。
PROCESS(製品工程) ~①企画~
[PROCESS]では、製品が完成するまでの一連の流れをイメージ写真とともに説明していきたいと思います。
第一弾は、「企画」です。
当社では、国内だけでなく、欧米など海外のお客様とも直接取引しております。
まず、お客様から依頼をいただき、打ち合わせをします。
(遠方の方との打ち合わせは、電話やメールでのやりとりがほとんどです)
その時に要望があれば、生地や加工の提案もいたします。
いただいた依頼書(デザイン画など)をもとに仕様、生地、付属、加工まで決めていきます。
もちろんパターン支給が助かりますが、安心してください。
当社には、パタンナーが在籍しておりますので、パターン作成も大丈夫です。
PROCESS(製品工程)~②パターン~
PROCESS 第2弾は「パターン」です。
製品を作るに当たり重要な工程の一つがパターン(型紙)です。
当社ではパタンナーが在籍してますので、依頼書(デザイン画、企画書など)をもとに一からパターンの作成が可能です。
また支給パターンに関しましても、一度パターンチェックをします。
(当社縫製工場に適した縫代かどうか、間違った仕様の修正など)
↓各ブランドごとにパターンを配置してます。年々増えていくので整理が大変ですが・・・
PROCESS(製品工程)~③仕様書~
PROCESS(製品工程)の第3弾「仕様書」です。
製品を作る際に、縫製工場の人が必ず目にするのが縫製仕様書です。
お客様の方で仕様書を頂くのですが、改めて作り直します。
それは、縫製工場を意識して、見やすく、より細かく、必要な情報の追加を入れる為です。
そうすることで、勘違いや間違いを無くし、品質の向上、生産効率のUPにつながると考えてます。
PROCESS(製品工程)~④裁断~
第4弾は「裁断」についてです。
当社には、裁断士も在籍しており、サンプル、小ロットの量産に対応します。
数の多いものに関しましては、外部協力工場にお願しております。
画像は、職人による手裁ちです。自分で研いで作り上げたノミを使って、
生地に型紙を置き、ラインに合わせて裁っていきます。
↓写真のように、左右どちらの手でも同じように使えないといけません。
児島地区では手裁ちができる職人は、数十人しかいないと言われ、
若い人がいなく、後継者がいないのが現状です。
手裁ちを覚えるには3年以上かかるそう・・・
↓そしてこちらが機械裁ちです。何枚も重なった生地は手裁ちでは裁てません。
電動ノコギリのような形をした裁ち機で、切っていきます。
そして、裁断士のもう一つの腕の見せ所、型入れです。
生地の上に型紙を置くときに、どれだけ余計な部分を取らせずに
効率よく組み合わせられるか。
この製品1本に使用する生地(用尺)が、コストに掛かってくるため、とても重要です。
PROCESS(製品工程)~⑤検反~
第5弾は「検反」です。
裁断から上がってきた生地を一枚一枚、
オリキズや汚れが無いかチェックします。
縫製が終わった後に、発覚してしまった場合、
その製品はB品になってしまいます。
また、縫製時に発覚した場合に作業が止まってしまう事になります。
そのようなリスクを避けるため、検反は必要なのです。
↑オリキズ、ヨゴレを発見した場合、その場で裁ち代えます。
↑検反と同時にウエストに印を付けます。
当社の工場では、ウエスト寸法を出す為に一枚ずつ印を入れます。
この作業によって、サンプル時と量産時の寸法の誤差を減らします。
PROCESS(製品工程)~⑥縫製~
第6弾は、いよいよ「縫製」についてです。
検反まで終わった裁断物を生産ラインを組んで行います。
当社では、ヴィンテージに特化したミシンを複数台所有してます。
このミシンでの縫製と加工によって、
ヴィンテージの表情が再現できるのです。
紹介しきれないですが、まだまだたくさんのミシンがあります。
ミシンの説明もいつかできたらと思います。
当社の工場の人間は、他社と比べると比較的若い方ですが、技術や品質には自信を持ってますので、
ご相談、ご質問など、こちらまで気軽に問い合わせください。
PROCESS(製品工程)~⑦特殊~
第7弾は、「特殊」です。
特殊とは、カンドメ、釦ホール、釦やリベット打ちなど縫製以外の特殊な機械を使う工程を言います。
当社では量産は外部協力工場でお願いしますが、サンプルや急ぎの対応もできるように設備は整ってます。
↓釦ホール用 特殊ミシン
↓ボタン&リベット用 打ち機
↓各種類、サイズごとにコマも常備してます。
PROCESS(製品工程)~⑧検品~
第8弾は、「検品」です。
当社では、縫製、特殊から戻ってきた製品を一本一本細部まで検品します。
縫製不良のチェック、糸摘み、特殊のし忘れ等々・・・
この工程のおかげで、B品率を最小限に押さえることが出来ます。
加工から上がってからの発覚では、修正した時の表情が変わってきてしまいます。
ここまで徹底している会社も中々無いのではと思います。
PROCESS(製品工程)~加工~
ビンテージ加工からキレイ目な洗い加工まで、ご希望の雰囲気にご対応させていただきます。
洗い加工職人との強いパートナーシップで、仕上がりには満足をいただいております。
PROCESS(製品工程)~仕上げ~
製品の最期の行程です。
細かな所まで検品をさせていただいて、品質チェックに注力しています。
公開日:
最終更新日:2024/03/06