デニム生地の裁断の様子
職人による裁断の様子です。
インスタグラムで紹介したのですが、反応がいいのでブログにもアップしてみます。
裁断に使用しているこの手ノミは、職人による手作りです。
実際、裁っているところを初めて見る人も多いのではないでしょうか?
サンプルや少ない枚数ならこの道具を使って裁断します。
型紙を生地の上において、線にそって切って行きます。
絶妙な力加減でないと上手く切れません。
そして本物の裁断士は右手でも左手でも同じように切ります。
(弊社の職人はもちろん両方使いこなします)
この手ノミを扱える人間も数が少なくなってきました・・・
↑主に量産で使用する裁断機です。
工作の授業で糸のこのハンディタイプ?みたいな感じです
(表現が合ってるかわかりませんが・・・)
手ノミでは切れない、何枚にも重なった生地の時使用します。
こちらも相当な技術がいると思います。
岡山県の児島という地域は、昔は裁断士と呼ばれる職人が沢山いましたが、
高齢化もあり、減少していきました。
これからの世代に技術の継承をしていかないといけないですね。