PROCESS(製品工程)~④裁断~
2016/09/15
第4弾は「裁断」についてです。
当社には、裁断士も在籍しており、サンプル、小ロットの量産に対応します。
数の多いものに関しましては、外部協力工場にお願しております。
画像は、職人による手裁ちです。自分で研いで作り上げたノミを使って、
生地に型紙を置き、ラインに合わせて裁っていきます。
↓写真のように、左右どちらの手でも同じように使えないといけません。
児島地区では手裁ちができる職人は、数十人しかいないと言われ、
若い人がいなく、後継者がいないのが現状です。
手裁ちを覚えるには3年以上かかるそう・・・
↓そしてこちらが機械裁ちです。何枚も重なった生地は手裁ちでは裁てません。
電動ノコギリのような形をした裁ち機で、切っていきます。
そして、裁断士のもう一つの腕の見せ所、型入れです。
生地の上に型紙を置くときに、どれだけ余計な部分を取らせずに
効率よく組み合わせられるか。
この製品1本に使用する生地(用尺)が、コストに掛かってくるため、とても重要です。
第5弾は、「検反」です。